【MYOTEST】開発者 Patrick Flaction氏との出会い

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本日、JATI 調査研究員会 国際部会研修会に参加してきました。
今回は、JATI理事である、長谷川裕先生の講演と、スイスMYOTEST社代表であり、アルペンスキー世界選手権2位Lara Gut選手のトレーニングコーチでもある、パトリック・フレクション氏の講演が行われました。

長谷川先生からは、スポーツパフォーマンスを評価するために必要な数値の取り扱い方と見方、そして力学についての概論をご紹介いただきました。

パトリック氏からは、アルペンスキーにおける競技特性の紹介とトレーニングのプログラムコンセプト、そして実際に使用しているエクササイズメソッドの動画紹介がありました。

驚いた事が2つ。

まずは、「スタビリティー:姿勢保持能力」強化のために、多くの時間とトレーニング量をかけて強化していることでした。

アルペンスキーは、他の球技系種目と違い、「+の重力加速度」をもろに受けます。しかも、各局面では力強い安定性を保ちながら、自在な身体操作を強いられます。 当然のように斜面は凹凸がランダムに存在する上、天候によって毎回サーフェスの状態はどんどん変わります。

このような状態に臆することなく 突っ込んでいく!! 競技であるため、非常にハイレベルな身体の安定性(stability)が要求されます。

このスタビリティーを獲得するために、あらゆるトレーニングプログラムを提供するそうですが、ここでも驚いたのは、「筋肥大は必要ない」こと。アルペンスキーでよく言われているような、「身体の大きさ=滑降のプラス要因」という観点は異なっているというのです。 身体は大きすぎず、重力加速度をコントロールできる身体ポジションを保ち続けるパワー能力を身につけている事の方が重要なのです。

事実、ララ選手は、5年のトレーニング計画の3年目を終了した時点で、体重増加はわずか1kg程度しかなかったにも関わらず、脚~全身のパワー出力は格段に上昇したというのです。

つまり、ララ選手に代表されるようなアルペン選手にとって、「パワーの向上」を目指した時には、筋サイズの増量によるパワー出力を狙う手法でないアプローチによって、必要な身体要素は獲得できるのと言うことです。

そして、非常に発達したスタビリティーをもって初めて、力強く・動作速度の速い「パワートレーニング」が可能になります。(映像を見せていただきましたが、ダウンヒルを想定した、サーキットプログラムは、信じられないほどの強度とトレーニング種目構成でした・・。お見せできないのが残念!!)

パトリック氏はスイスだけでなく、ヨーロッパ内各国のトレーニング科学者との連携やアメリカの科学者との連携を持つことで、UPDATEな情報の提供されるネットワークももたれています。 

世界のトップコーチは、常にワールドワイドな情報流通の中で仕事のクヲリティーを磨いているようです。

世界は、常にアイデアにあふれているトレーニング指導者の活躍によってどんどん加速しています。



日本はどうだろう?我々は選手にどこまでサポートしているだろう?

セミナー後の懇親会で、MYOTESTの可能性についても熱いお話をいただくことができました。
この事ついては、また改めてご紹介させていただきたいと思います。


★「人は、自分自身よりも高く、優れた物差しや手本を見つめる心がない限り、
決して、自分を変えようなんて思いもしない。」

People never improve unless they look to some standard or
example higher and betterthan themselves.
(トライアン・エドワーズ)

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